ジュニア期にプロテインは必要?成長期の栄養の基本と“本当に優先すべきこと”

最近、部活をがんばるお子さんに
「プロテインって飲んだほうがいいの?」
「背が伸びないのはたんぱく質不足?」
と感じたことはありませんか?

SNSでもプロテインの情報があふれ、
“飲んでいないと遅れるのでは…?”
と不安になる親御さんも多いです。

しかし結論は、ほとんどのジュニア期ではプロテインは不要
大切なのは、サプリより“毎日の食事の底上げ”です。

この記事では、
プロテインが必要ない理由と、
成長期に本当に優先すべき食事のポイントを、
管理栄養士目線でわかりやすく紹介します。


ジュニア期のプロテインは本当に必要?

結論から言うと、多くのジュニア選手はプロテインを飲む必要はありません。
その理由は「食事で十分なたんぱく質が確保できるから」です。

小中学生の1日のたんぱく質必要量は以下の通りです。

  • 小学生:40〜60g
  • 中高生:50〜70g
    ※食事で十分カバーできます。

例)

  • ごはん+焼き魚+味噌汁+卵焼き → 約30g
  • 鶏肉の照り焼き+野菜+ごはん → 約25g

このように、普通の家庭料理で必要量を満たせます


ジュニア期にプロテインを「勧めない」3つの理由

① 胃腸への負担が大きい

成長期の子どもは、消化機能がまだ発展途中。
プロテインを急に飲むことで

  • お腹が張る
  • 下痢
  • 胃がムカムカ
    などが起きるケースがあります。

② 食事よりもプロテインに頼りがちになる

「飲めば安心」という誤解が生まれやすく、
本来大事な 主食・主菜・副菜の食事量が減る ことがあります。
成長期は“食事”が栄養の軸。これは絶対に崩せません。

③ 安全性も製品差がある

市販のプロテインは、

  • 添加物
  • 甘味料
  • カフェイン(稀に)
    などが入っていることも。
    大人向け製品は特に注意が必要です。

じゃあ、どんな場合ならプロテインを検討してもいい?

以下の条件が揃う場合だけ、「一時的に」検討してOKです。

① 食事がどうしても足りていない

  • 朝食が軽すぎている
  • 食欲が落ちている
  • 練習がハードで食事量が追いつかない
    など。

② 病院や栄養士の指示がある場合

特に貧血や低体重の場合は、医師の指導のもと補助的に使うことがあります。

③ 時間がないときの“非常用”として

毎日ではなく、

  • 試合当日の朝が早い
  • 長時間移動の遠征
    など「臨時」で使うのはOK。

ジュニア期は“食事”が最強のプロテイン

ジュニア選手の身体づくりは、
プロテインではなく 毎日の食事が柱 です。

例えば、たんぱく質は

  • 大豆製品(豆腐・納豆)
    で無理なく摂れます。

そして食事には

  • ビタミン
  • ミネラル
  • 炭水化物
  • 食物繊維

  • など、成長に欠かせない栄養素が“セット”で含まれます。

プロテインではこれらは補えません。


まとめ:ジュニア期で優先すべきなのは「三食の底上げ」

プロテインを飲む前に、次の3つを整えるのが最優先です。

  • 朝ごはんを抜かない
  • 主食・主菜・副菜をそろえる
  • 間食でもたんぱく質をプラス(ゆで卵・チーズ・ヨーグルトなど)

これができれば、
自然と必要なたんぱく質はカバーできます。

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